2023年10月11日
保健師高坂のちょっとお得な話③
みなさんこんにちは。地域包括支援センターみちのく保健師の高坂です。今年の夏は異常な暑さで残暑も厳しかったですが、やっと気温も下がりいくらか過ごしやすい季節に…というよりは一気に寒くなりましたね。 日中と朝晩の寒暖差も大きいので油断していると私のように風邪をひきますよ~。 栄養のある食事と十分な睡眠、適度なストレス発散を心がけていきましょう。
さて、今回のテーマは「認知症」についてです。コラムの中で認知症の症状や原因等についてお話すると膨大な量になってしまうので、今回は「認知症サポーター」についてお話したいと思います。あまり堅苦しくならないように気軽に読めるように書きたいと思うのでどうぞお付き合いください。
〇認知症サポーターをご存知ですか?
「サポーター」とは支持者、後援者のことです。認知症サポーターは認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かく見守る支援者として自分のできる範囲で活動します。認知症を自分自身の問題と認識し、友人や家族に学んだ知識を伝えること、認知症の人やその家族の気持ちを理解しようと努めることもサポーターの活動です。なにか特別なことをするというよりは認知症への正しい知識を持ち、地域の認知症の方をさりげなく見守るのがサポーターの役割です。
〇ステップアップ講座って?
認知症サポーターになるとステップアップ講座を受けることができます。認知症についてより深く学びたい方、認知症の方や家族のためにボランティアで活動したい方はこのステップアップ講座を受講していただきたいです。認知症についての基礎的な知識に加え、プラスαでもっと学びを深めることができます。
〇チームオレンジって?
チームオレンジは認知症の当事者の方を含む地域のボランティアチームです。認知症の普及啓発のシンボルカラーがオレンジなのでそこからチームオレンジと呼ばれています。認知症の方が地域で暮らし続けることができるように、チーム内でできることを話し合い活動していきます。チームのメンバーは本人、家族、地域のサポーター、多職種の職域サポーターから構成されます。
〇認知症サポーターになるには?
認知症サポーター養成講座は5人以上集まる場であればどこでも開催できます。キャラバン・メイトと呼ばれる講師がその場に出向いて認知症サポーター養成講座を開講します。受講料は無料、どなたでも受講できます。小中学校などの教育施設、町内会、警察、消防署、一般企業など様々な場所で認知症サポーターが誕生しています。
実は青森市の認知症サポーター、キャラバン・メイトの数は非常に少ないのが現状です。全国では認知症サポーター+キャラバン・メイト数の人口に占める割合が10.8%なのに対し、青森市では7.9%となっています。是非もっと多くの青森市民の方々に認知症サポーターになっていただきたいです。地域に認知症サポーターが増えることで自然と見守りの目が増えます。さりげなく見守りや支援ができる人が増えることで、認知症の方がその人らしく地域で生活することができるようになるといいなと思います。
ちなみに私は地域包括支援センターの業務に携わって初めて「認知症サポーター」を知り、養成講座を受講しました。また先日キャラバン・メイトの研修を受講したので今後は講師として認知症サポーターの養成に貢献したいと思っております。
青森市は「認知症になっても安心して暮らせるまち」を目指しています。認知症は誰でもなりうる身近なものです。もし認知症になっても家族や地域住民の理解とちょっとした手助けがあれば、住み慣れたこの町で暮らし続けることができます。そのためには私たち一人ひとりが認知症を他人事ではなく自分のことと捉え、認知症についての正しい知識を持つことが大切だと強く思います。
〇認知症予防に効果的な食事って?
認知症予防にはバランスの良い食事が大切です。青魚、緑黄色野菜や果物、大豆製品は積極的に摂ってくださいね。
赤ワインが予防に良いと有名なのはご存知ですか?赤ワインは100mlあたりのポリフェノール含有量がトップの食品です。ポリフェノールの抗酸化作用が活性酸素の働きを抑えることで認知症予防にも効果があるといわれています。お酒として飲む場合は120~150mlを目安に飲みすぎには注意しましょう。
飲むのが苦手な方はお料理に使いましょう。牛丼やビーフシチューに入れて煮込むとお店の味になりますよ!
もう一つポリフェノールが豊富なおすすめ食材…黒ニンニクです。生のニンニクを高温、高湿で一か月ほど熟成させたもので、生のニンニクに比べアルギニンやポリフェノールなどの成分が格段に増え、免疫力アップ、疲労回復などの効果が期待できます。青森ならではの食材なのでぜひ取り入れてみてくださいね。
〇お知らせ
11月30日(木)13:30~15:00
ラ・セラ東バイパスショッピングセンター 2階催事場
認知症サポーター養成講座
一般市民の方が対象ですのでお時間があればぜひ参加してみてください。
お申込みは前日までに地域包括支援センターみちのく
017-765-0892 までお願いします。
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▽認知症サポーター養成講座についてのお問合せ先▽
地域包括支援センターみちのく ☏017-765-0892
青森市市役所高齢者支援課 ☏017-734-5206
認知症サポーター養成講座を受けたい、開講してほしい等相談は随時受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。今回のコラムを読んで「認知症についてもっと知りたい!」、「地域のためにボランティアをしたい!」と思ってくれる方がいたらいいなぁ…と思います。
せばまたね~(^^)/
2023年09月21日
【10月26日(木) 開催】第2回『シニアのための元気測定会』のお知らせ
地域包括支援センターみちのくからお知らせです!
6月に開催した「シニアのための元気測定会」ですが、好評につき第2回の開催が決定しました!
下肢筋力測定やバランス測定をはじめ、人工知能(AI)による筋力測定、野菜摂取レベル測定、体組成計(体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪など)、骨密度測定など…全10種の測定項目と、保健師による保健指導・健康相談、栄養士による栄養指導もあります。(※栄養指導は対象者のみ)
今回初めて参加される方も、前回参加された方も大歓迎です!前回参加された方は、前回の記録と今回の記録を比較することができますよ!
▲6月の元気測定会の様子です。たくさんの方に参加して頂きました!
参加希望の方は、下記をご参照ください。たくさんのご参加お待ちしております。
━━━━━━━━━━━━ 開 催 内 容 ━━━━━━━━━━━━━
第2回 シニアのための元気測定会~測定のフルコース みんなきてけろじゃ~
日時:令和5年10月26日(木) 10:00~12:00 (9:30~受付)
場所:みちぎんドリームスタジアム(青森市スポーツ会館)2階 柔道場(青森市合浦1丁目13-1)
対象者:概ね60歳以上の方(定員40名)
申込方法:地域包括支援センターみちのく(017-765-0892)へお申し込みください。定員に達し次第、締め切らせて頂きます。
★詳細については、下記のチラシをクリックしてください。
主催 / 青森市地域包括支援センターみちのく
協賛 / 一般社団法人 青森県作業療法士会・東青森地域包括支援センター・株式会社明治・明治安田生命保険相互会社・株式会社フレアス・医療法人 同仁会 小規模多機能型居宅介護事業所なみうち・すかい居宅介護支援事業所・しあわせ介護ケアプラン(※順不同)
2023年08月18日
みちのく便り~令和5年8月号~
みなさんこんにちは。
地域包括支援センターみちのくです。
暦の上では秋ですが、暑い日が続いていますね。
熱中症や脱水に気を付けて、暑い夏を乗り切りましょう!
【トピックス】
・熱中症にご用心!
・行事紹介
・ご存じですか?認知症
・ゆるゆる4コママンガ「夏の終わりのおじいさん」
2023年08月2日
保健師高坂のお得な話②
こんにちは。保健師の高坂です(^^)/梅雨も明けすっかり夏ですね!
今年は脱コロナということでねぶた祭りや花火大会など
夏の風物詩を楽しむ予定の方も多いのではないでしょうか。
さて今回のコラム…いつもレシピばかり紹介するわけにもいかないし…と悩んでいたのですが、先日地域の施設の避難訓練に参加し閃きました。
今回は「防災」についてお話しようと思います。
9月1日は「防災の日」です。
なぜこの日が防災の日になったかというと…
1.台風シーズンであること
2.関東大震災(大正12年9月1日)が起きた日であること
3.伊勢湾台風(昭和34年9月26日)により戦後最大の被害を被ったこと
この三つがが契機になっているそうで
伊勢湾台風が襲来した翌年に閣議で防災の日が制定されました。
恥ずかしながら私は伊勢湾台風を知らず…
関東大震災についても「昔東京で大きい地震があった」程度の認識で、こちらも調べて被害の大きさに言葉を失いました。
内閣府「防災情報のページ」によると、今年は関東大震災から節目の100年目にあたるようで特設ページが掲載されていました。
近年の大震災との比較の表があったのでそこから抜粋させていただきます。
死者・行方不明者数 |
全壊・全焼住家 |
|
関東大震災 |
約10万5千人 |
約29万棟 |
阪神淡路大震災 |
約5500人 |
約11万棟 |
東日本大震災 |
約1万8千人 |
約12万棟 |
記憶に新しい東日本大震災と比べると関東大震災の被害がいかに甚大であったかは
想像に容易いかと思います。
また、関東大震災では焼死が約9割、阪神淡路大震災では窒息、圧死が約7割、
東日本大震災では溺死が約9割を占めています。
それぞれ地震の規模を表すマグニチュードは違いますが
同じ地震でもその後火災や津波、建物の倒壊など
どのような被害が起こるかは別ということがわかります。
前置きが長くなりましたが、備えあれば憂いなし!
ということで普段からできる防災について考えていきましょう。
1.家具の置き方の工夫
背の高い家具は倒れてこないようホームセンター等で販売されている家具転倒防止用品を活用し、寝室にはできる限り置かないようにしましょう。
テレビの下に耐震マットを敷いたり、食器棚の戸が開かないようにロックをつけたりガラス飛散防止フィルムを貼ると安全です。
2.食品、飲料水、生活必需品などの備蓄
ローリングストックという方法をご存知ですか?
普段から少し多めに食材、加工品を購入し、使ったら使った分新しく買い直します。
そうすることで常に一定量の食品・日用品を備蓄しておくことができますし、
古い順から食べることで消費期限内に消費することができます。
加熱調理なしで食べることができる食品はガスや電気が止まった時に重宝します。
普段から食べ慣れている食品であれば被災した時も喉を通りやすいのも利点です。
3.非常用持ち出しバッグ
今すぐ避難が必要!となった場合悠長に荷物をまとめる時間はありません。
予め避難に必要なものをバッグに用意しておきましょう。
中身についてはインターネットで検索すると出てくるので調べてみてくださいね。
ポイントは↓
・両手が空くようリュックにつめる:防水、チェストベルトがついてるとよい
・重いと避難の妨げになるので「必要最低限のもの」を厳選する:背負って走れるくらいの重さが目安
・リュックの底に軽いもの(タオルや衣類など)、上の方に重いもの(水、缶詰など)
をつめると軽く感じやすい
私が声を大にして言いたいのはお口のケアができるものを必ず入れてほしいということです。
歯ブラシ、歯磨き粉、フロス、歯磨きシート、マウスウォッシュなど、
※どれか一つは必ず用意しましょう※
歯磨きシートやマウスウォッシュは断水時でも口腔内を清潔にできるのでおすすめです。
災害時にも虫歯予防?いえいえ、災害時に怖いのは肺炎です。
口腔内が汚れていると細菌が繁殖し感染症にかかりやすくなります。
高齢者の方は誤嚥性肺炎の原因にもなり、命を落とすこともあります。
阪神淡路大震災では、震災に関連した肺炎で200人以上が亡くなっており残念ながら後の東日本大震災でも肺炎で亡くなる方が大勢いました。
一方で口腔ケアに力を入れた特別養護老人ホームでは肺炎は一人も出なかったという報告もあります。
過去の教訓を活かしてぜひ備えてもらいたいです。
4.安否確認方法
遠方の家族が被災した場合や日中で別々の場所(職場や学校など)で被災した場合、どのようにして連絡を取り合うか決めていますか?
災害時は電話が繋がりにくくなることも考えられるので確認しておきましょう。
災害時伝言ダイヤル「171」は被災地外の伝言センターを利用するので比較的繋がりやすいようです。
またインターネットが使える環境なら災害用伝言板(Web171)を利用できます。
こちらは各キャリアごとに伝言板を利用でき、その情報を共有しているので相手の電話番号を調べると伝言を見ることができます。
5.避難場所、避難経路の確認
自宅や職場周辺のハザードマップをご覧になったことはありますか?
避難場所や避難経路を普段から確認しておくといざというときに慌てず行動できます。
地域の避難訓練があれば面倒だな…と思わずぜひ参加していただきたいです。
万全に備えていても少なからず被害は出てしまうと思います。
いざ災害が起きてしまった時は地域の力が必要になります。
普段から挨拶等で地域の方との繋がりを持つことも防災の一つなのかなと思います。
長くなりましたがお付き合いいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに~(^^)/
2023年06月19日
保健師高坂のお得な話
こんにちは。地域包括支援センターみちのく、保健師の高坂です。
早いもので私が入職してから五か月が経とうとしています。あっという間ですね…
右も左もわからず…地域包括支援センターってどんなところ?介護保険ってどういう仕組み?とまさに0からのスタートでしたが頼れる先輩方と優しい地域の方々のお陰で少しは地域包括支援センターの職員らしくなってきたかな?と思っています。
そんな私ですが今月からコラムを任されまして、何か楽しく役に立つお話を皆さんにお届けしたいと思います。
第一回目は「青森の食!」と題しましてつらつらと書いていこうと思います。
どうぞお付き合いください。
さて、4月に東京で行われたからあげグランプリで
(株)ユニバースさんのからあげが総菜部門の最高金賞に選ばれたのはご存知でしょうか?
おめでとうございます!!
青森県から全国一位が選ばれたのにも驚きですが、なんとマエダストアさんとCubセンターさんも上位10位以内の金賞に選ばれています。青森県はから揚げ激戦区なのですね!
例にもれず、私もから揚げは大好きなのでお惣菜を買ったり、お花見やお祭りのから揚げも食べますし、自分でもよく作ります。
スタミナ源たれに漬け込んだ鶏胸肉に片栗粉をまぶして揚げるのが高坂流です。
このレシピ、早速作ってくれた先輩がいたのですが好評でした!
食べすぎには注意しておいしく楽しく食事ができると良いですね。
保健師なので栄養のお話もしますよ~!
から揚げの栄養素について。
材料となる鶏肉にはタンパク質が多く、ミネラルやビタミンも含まれており、ビタミンB群も摂取することができます。
ビタミンB群は代謝ビタミンとも呼ばれ、タンパク質の代謝を円滑に行うことができるよう潤滑油のような働きをしています。タンパク質だけ摂取してもこのビタミンB群がないとうまくエネルギーに変換することができないのですね。
そしてビタミンB群は水溶性ビタミン(水に溶けやすい性質を持っている)なので一度にたくさん摂取しても尿として排泄されてしまいあまり意味がありません。
毎日少しずつ摂取できると良いです。
ちょっと難しい話になってしまいましたがからあげにはタンパク質とそれをエネルギーに変えるビタミンB群が含まれていて、油で揚げているので高齢者の方にはカロリーも高くおすすめな食品だと思います。
鶏肉は言わずと知れた低カロリー高タンパク食材です。
私、出前講座で「フレイル予防にタンパク質を摂りましょう!」とよくお話していますが身体づくりには欠かせない栄養素なので積極的に摂取していきましょう。
ちょっと体型が気になる方は油で揚げるよりは茹でたり蒸したりがおすすめなのでぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。
え?茹でるのも蒸すのも面倒?
そういう時は…何にも考えず鶏もも肉を一枚丸ごとどーん!とお米と一緒に炊飯器で炊いてしまいましょう!
我が家ではお米3合に対し鶏もも肉を一枚入れています。
鶏肉の旨味たっぷりのなんちゃってカオマンガイのできあがりです。お塩をふって召し上がれ。
カオマンガイは”カオ”は米、”マン”は油、”ガイ”は鶏の意味だそうです。
本来はタイ米を油で炒め、鶏のスープで炊き上げたご飯の上に蒸した鶏肉を乗せ、そこにタレをかけた料理だそうですが…
炊きあがった鶏肉は柔らかくて食べやすいのでなんちゃってカオマンガイ作ってみてくださいね。
もちろん余裕がある方は人参、ごぼう、油揚げなどを入れて炊き込みご飯にしても◎
一つ注意点があります!
作るときは予約炊飯ではなくすぐ炊くようにお願いします。
テーマが「青森の食」ということで旬の食材についても調べてみましたよ~!
全国的にはきゅうり、ズッキーニ、ソラマメ、スナップエンドウなどが旬らしいのですが…青森は本州最北端だからか旬という感じではないような…???
と思い調べてましたら…なんと!「青森の旬カレンダー」なるものを発見しました。
覗いてみると今が旬の食材とこれからが旬の食材が写真付きで掲載されてるじゃないですか!
通年手に入る食材や下にスクロールしていくとカレンダーで旬の時期がわかるようになっていました。
旬のものはおいしいのはもちろんですが栄養素も多く含まれています。
また旬のものを食べると免疫力もアップします。いいこと尽くしです!
これからの季節だと根曲がり竹やミズが旬のようです。
どちらも下ごしらえには手間がかかりますがおいしい青森の味ですよね。
青森県農林水産部総合販売戦略課で運営している「あおもり産品情報サイト 青森のうまいものたち」というサイトの中に「青森の旬カレンダー」が掲載されているので興味のある方は検索してみてください。
おいしいごはんを食べて健康にいきいき生活できるといいですね。
はじめてのコラム、いかがでしたでしょうか?
感想や取り上げて欲しいテーマなどありましたら高坂までお気軽にどうぞ。
次回は8月にお会いしましょう!
せばまたね~(^_-)-☆
2023年06月19日
みちのく便り~令和5年5月号~
みなさんこんにちは。
地域包括支援センターみちのくです。
梅雨…というより夏らしい日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか。
遅くなりましたがみちのく便り5月号をアップします。
《トピックス》
・介護休暇と介護休業
・ゆるゆる4コママンガ「マッチョおじいさん」
・元気測定会のお知らせ(こちらは受付終了しました)
・認知症カフェのお知らせ
熱中症は真夏よりも5月6月の暑さに慣れていない時期に多いようです。
熱中症の予防には喉が渇く前に水を飲むのが大切です。
こまめな水分補給を心がけて暑い夏を乗り切りましょう!
2023年03月28日
みちのく便り 令和5年3月号
地域包括支援センターみちのくです。
この頃は暖かな日も増え、春らしい雰囲気を感じるようになりました。
令和5年3月の広報誌(第59号)が出来上がりました。今回のテーマは「春バテ」です。花粉症のように、春に出やすい症状の一つですので、ぜひご覧ください。
また、この度 みちのく包括に新しい職員が加わりました。職員一同、春バテにならないように、これからも地域の皆様と共に歩んで参りますのでよろしくお願いいたします。
【今月のトピックス】
〇 新人紹介(保健師)
〇 季節の変わり目の体調不良 ❝春バテ❞に要注意!
〇 自律神経を整える!今日からできる春バテ予防
〇 ゆるゆる4コママンガ 第3話「春バテかも?おじいさん」
【広報紙は下の画像をクリック!】(全2ページ)
2022年12月29日
みちのく便り1月号
テーマは「認知症」です。
認知症の人が地域で安心して暮らしていくためには、一人一人の「認知症」の正しい理解が大事になってきます。みちのく便りをきっかけに、「認知症」について多くの方が関心を持ってもらえると嬉しいです。また、シリーズ化を目指した4コマまんがは、当センター職員の力作です。お楽しみください。
地域包括支援センターみちのくです。
近年、高齢化により認知症の人が増加すると予測される中、認知症を正しく理解し、適切に対応できる環境づくりを行い、認知症の人やその家族が安心して暮らせるまちにできるよう、「①認知症サポーター養成講座」「②認知症サポーター ステップアップ講座」を開催いたします。
認知症の人とその家族が住み慣れた地域で生活をすることを支援し、認知症を早期発見・治療するためにも、多くの方に認知症について正しく理解して頂きたいと思います。ぜひお気軽にご参加ください。
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①認知症サポーター養成講座
【日 程】:10月29日(土) 9時30分~11時00分
【場 所】:デイサービスみちのく(有料老人ホームみちのく内)
青森市港町2丁目10-15
【対 象 者】:どなたでも可
【料 金】:無 料
【人 数】:先着20名
【申込方法】:下記の①または②のどちらかでお申し込みください。
①お電話:地域包括支援センターみちのく(017-765-0892)へご連絡下さい。
②ネット:こちらをクリックして必要事項をご記入ください。
※申込締切 10月22日(土)まで
〇認知症サポーター養成講座とは?
・認知症に関する正しい知識と理解を身に付けた「認知症サポーター」を養成するための講座です。講座時間は90分です。
・具体的には、「認知症とは何か」「認知症の人にどのように接したら良いのか」等といったことを学びます。
〇認知症サポーターとは?
・認知症を正しく理解し、認知症本人やその家族に偏見を持たず温かく見守ることができる人です。
・「認知症サポーター」には何か特別な活動を求められるわけではありません。日常生活の中で認知症の人と出会った時に、適切な対応をすることで、その人の尊厳を損なうことなく、認知症の人とそのご家族を見守り、応援者となることが期待されています。
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②認知症サポーター ステップアップ講座
【日 程】:11月12日(土) 9時30分~12時30分
【場 所】:相馬町地域市民館
青森市港町3丁目5-15
【対 象 者】:認知症サポーター養成講座を受講したことがある方
【料 金】:無 料
【人 数】:先着20名
【申込方法】:下記の①または②のどちらかでお申し込みください。
①お電話:地域包括支援センターみちのく(017-765-0892)へご連絡下さい。
②ネット:こちらをクリックして必要事項をご記入ください。
※申込締切 11月5日(土)まで
〇認知症サポーター ステップアップ講座とは?
・認知症サポーター養成講座を受講された方を対象に、認知症に対する理解・接し方をより深め、認知症の人や家族を地域で支えるための方法について学ぶ講座です。
・ステップアップ講座では、認知症サポーターからステップアップした「地域で活動できるサポーター」を育成します。ステップアップ講座を受けた方は、チームオレンジの一員になることができます。
〇チームオレンジとは?
・近隣の「地域で活動できるサポーター」がチームを組み、認知症の人や家族に対する生活面の早期からの支援等を行う取り組みを「チームオレンジ」と呼びます。認知症の人もチームメンバーとして参加し、認知症サポーターが力をふるう場として期待されています。
2022年08月15日
みちのく便り
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