2023年08月24日
猛暑にはやっぱりかき氷!
今年の夏の暑さは、未だに経験したことのない暑さですネ‼
暦の上では秋となりましたが、まだまだ30℃を超す日が続き、熱中症警戒アラートの発令
される日も多く、身体に負荷がかかる日々です。
かき氷が食べたくなったり、たくさん売れるようになる気温が30℃だそうです。
まさに、「今でしょ!」
「デイサービスみちのく」では、利用者の皆さんと「かき氷を食べよう」を行動に。
かき氷機のハンドルを頑張って回します。けっこう力が必要な作業で苦戦しました。
「氷固いね。なかなか削れない…。」
シロップは、イチゴ・メロン・ブルーハワイ・レモンに練乳です。
一番人気はイチゴに練乳!!
皆さん、頑張って削ったかき氷の味はいかがでしょう?
「冷たくておいしい。」「あ~。頭キンキンする!」
今年は本当に暑い日が続いていますので、食べたくなったらまたやりましょうね!
2023年08月18日
みちのく便り~令和5年8月号~
みなさんこんにちは。
地域包括支援センターみちのくです。
暦の上では秋ですが、暑い日が続いていますね。
熱中症や脱水に気を付けて、暑い夏を乗り切りましょう!
【トピックス】
・熱中症にご用心!
・行事紹介
・ご存じですか?認知症
・ゆるゆる4コママンガ「夏の終わりのおじいさん」
2023年08月2日
保健師高坂のお得な話②
こんにちは。保健師の高坂です(^^)/梅雨も明けすっかり夏ですね!
今年は脱コロナということでねぶた祭りや花火大会など
夏の風物詩を楽しむ予定の方も多いのではないでしょうか。
さて今回のコラム…いつもレシピばかり紹介するわけにもいかないし…と悩んでいたのですが、先日地域の施設の避難訓練に参加し閃きました。
今回は「防災」についてお話しようと思います。
9月1日は「防災の日」です。
なぜこの日が防災の日になったかというと…
1.台風シーズンであること
2.関東大震災(大正12年9月1日)が起きた日であること
3.伊勢湾台風(昭和34年9月26日)により戦後最大の被害を被ったこと
この三つがが契機になっているそうで
伊勢湾台風が襲来した翌年に閣議で防災の日が制定されました。
恥ずかしながら私は伊勢湾台風を知らず…
関東大震災についても「昔東京で大きい地震があった」程度の認識で、こちらも調べて被害の大きさに言葉を失いました。
内閣府「防災情報のページ」によると、今年は関東大震災から節目の100年目にあたるようで特設ページが掲載されていました。
近年の大震災との比較の表があったのでそこから抜粋させていただきます。
死者・行方不明者数 |
全壊・全焼住家 |
|
関東大震災 |
約10万5千人 |
約29万棟 |
阪神淡路大震災 |
約5500人 |
約11万棟 |
東日本大震災 |
約1万8千人 |
約12万棟 |
記憶に新しい東日本大震災と比べると関東大震災の被害がいかに甚大であったかは
想像に容易いかと思います。
また、関東大震災では焼死が約9割、阪神淡路大震災では窒息、圧死が約7割、
東日本大震災では溺死が約9割を占めています。
それぞれ地震の規模を表すマグニチュードは違いますが
同じ地震でもその後火災や津波、建物の倒壊など
どのような被害が起こるかは別ということがわかります。
前置きが長くなりましたが、備えあれば憂いなし!
ということで普段からできる防災について考えていきましょう。
1.家具の置き方の工夫
背の高い家具は倒れてこないようホームセンター等で販売されている家具転倒防止用品を活用し、寝室にはできる限り置かないようにしましょう。
テレビの下に耐震マットを敷いたり、食器棚の戸が開かないようにロックをつけたりガラス飛散防止フィルムを貼ると安全です。
2.食品、飲料水、生活必需品などの備蓄
ローリングストックという方法をご存知ですか?
普段から少し多めに食材、加工品を購入し、使ったら使った分新しく買い直します。
そうすることで常に一定量の食品・日用品を備蓄しておくことができますし、
古い順から食べることで消費期限内に消費することができます。
加熱調理なしで食べることができる食品はガスや電気が止まった時に重宝します。
普段から食べ慣れている食品であれば被災した時も喉を通りやすいのも利点です。
3.非常用持ち出しバッグ
今すぐ避難が必要!となった場合悠長に荷物をまとめる時間はありません。
予め避難に必要なものをバッグに用意しておきましょう。
中身についてはインターネットで検索すると出てくるので調べてみてくださいね。
ポイントは↓
・両手が空くようリュックにつめる:防水、チェストベルトがついてるとよい
・重いと避難の妨げになるので「必要最低限のもの」を厳選する:背負って走れるくらいの重さが目安
・リュックの底に軽いもの(タオルや衣類など)、上の方に重いもの(水、缶詰など)
をつめると軽く感じやすい
私が声を大にして言いたいのはお口のケアができるものを必ず入れてほしいということです。
歯ブラシ、歯磨き粉、フロス、歯磨きシート、マウスウォッシュなど、
※どれか一つは必ず用意しましょう※
歯磨きシートやマウスウォッシュは断水時でも口腔内を清潔にできるのでおすすめです。
災害時にも虫歯予防?いえいえ、災害時に怖いのは肺炎です。
口腔内が汚れていると細菌が繁殖し感染症にかかりやすくなります。
高齢者の方は誤嚥性肺炎の原因にもなり、命を落とすこともあります。
阪神淡路大震災では、震災に関連した肺炎で200人以上が亡くなっており残念ながら後の東日本大震災でも肺炎で亡くなる方が大勢いました。
一方で口腔ケアに力を入れた特別養護老人ホームでは肺炎は一人も出なかったという報告もあります。
過去の教訓を活かしてぜひ備えてもらいたいです。
4.安否確認方法
遠方の家族が被災した場合や日中で別々の場所(職場や学校など)で被災した場合、どのようにして連絡を取り合うか決めていますか?
災害時は電話が繋がりにくくなることも考えられるので確認しておきましょう。
災害時伝言ダイヤル「171」は被災地外の伝言センターを利用するので比較的繋がりやすいようです。
またインターネットが使える環境なら災害用伝言板(Web171)を利用できます。
こちらは各キャリアごとに伝言板を利用でき、その情報を共有しているので相手の電話番号を調べると伝言を見ることができます。
5.避難場所、避難経路の確認
自宅や職場周辺のハザードマップをご覧になったことはありますか?
避難場所や避難経路を普段から確認しておくといざというときに慌てず行動できます。
地域の避難訓練があれば面倒だな…と思わずぜひ参加していただきたいです。
万全に備えていても少なからず被害は出てしまうと思います。
いざ災害が起きてしまった時は地域の力が必要になります。
普段から挨拶等で地域の方との繋がりを持つことも防災の一つなのかなと思います。
長くなりましたがお付き合いいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに~(^^)/
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