あおもりの高齢者の皆様とご家族が暮らしやすい地域づくりの実現に貢献します

　7月17日、当施設にて法人研修を行い、延べ60人余りの参加がありました。

　テーマは「高齢者の虐待防止について」で、講師は地域包括支援センターみちのく社会福祉士・米内山氏が務めました。高齢者の虐待防止についての研修は今年度で3回目となります。

　当日の研修では、前半はストレスマネジメントという観点からドライバーチェックリストというチェックを行い、自分の性格の傾向を知ることができました。また、クイズ形式で虐待にあたる場合とあたらない場合はどういう時か？虐待を発見した場合の対応の流れ、対応にはスピードが求められることが重要であると学びました。

　後半のグループワークでは各グループに分かれ様々な意見交換が行われました。「自分でされて嫌なことは相手にしない」「相手の価値観に合わせ対応する」等、相手の尊厳を保障することが虐待防止につながっていくということを学びました。

　コロナ禍での生活様式の変化により、面会は制限され地域との交流の機会も少なくなり、施設は閉鎖的、在宅は孤立した環境となってきており、虐待事案が発見されにくくなってきている現状があります。市のホームページより高齢者虐待防止マニュアルがダウンロードできるので活用してみてはいかがでしょうか。